大賀に出勤し、玄関ドアを開けた瞬間、 なんとも心地よいぬくもりが・・・。 私:「社長、おはようございます!今朝は暖房つけたんですね。」 社長:「つけてないよー。」 思わず事務所内にある、エアコン2台を確認しに行きました。 本当についていなかったです。

朝、カーテンを開け、部屋の中に日の光を入れる。
奥さんから、ある機械を貸してもらいました。 その名は「放射温度計」! あたたかさが視覚的にわかりますね。 では、放射温度計を使って 家のあちらこちらの、温度を測ってみます。 その日の朝は、外気温が7℃くらいしかありませんでしたが、 少しずつ日が差してきて、測定の時には「12.4℃」ありました。 上がってきたとはいえ、外は、まだまだ寒いですね・・・。

外気温12.4℃
まず初めに、赤い〇の部分。「床下」を測ってみます。

地中熱利用(冬) 床下

床下の温度
床下の温度が「19.4℃」あります。 外が寒くても、足元が全く冷えないのは 床下が、あたたかいからですね。 レーザーをあてた場所の近くにある、 地熱配管の吹き出し口からは 2階の天井付近から 吹き下ろされてきた暖かい空気が出ています。 床の温度は、18℃でした。 続きまして、天井を測ります。
天井は「17.8℃」でした。
窓の近くの床は、少し低めの「16.8℃」です!
レンジフードも「17.9℃」でした。 あと、写真を撮り忘れましたが 土間は、20℃近くありました。 家全体があたたかいので、必然的に そこにあるものも、同じようにあたたかくなります。 大賀の事務所には、一般的な工法で造られた部屋が 一部屋だけあるので、その部屋の温度と比較していきます。 このお部屋だけは、唯一、 高気密・高断熱ではない造りで 地中熱を利用する為の配管も床下にありません。
結果は、「13.2℃」(床温度) その他、壁や天井を測ってみましたが、
「12.4℃」(壁温度)「13.0℃」(天井温度)とだいぶ低めの温度でした。 高気密・高断熱ではない家は 外気温の影響を、そのまま受けてしまうのですね。